24日、合同企業説明会に参加した。

2日間で260社が参加。

合同企業説明会に参加する企業は単体で説明会を行うだけの力がない企業だろうか。

事前に参加企業を見て興味のある企業がなかったが、とりあえず刺激を求めて参加した。

ある生命保険のブースは最悪だった。

説明会の場であっても記入用紙に家族構成や年齢を書かせてくる。

説明を受けて興味が持てる企業があった。

年齢制限があり、私が受けられるのは今年が最後なので受けてみようかと思う。

使命感を持って仕事ができそうだ。






25日、どうでもいい企業の面接を受けた。

面接時に履歴書持参というところからして、あまりいい会社とは思えなかった。

単なる面接の練習。

「我が社のホームページ見てくれましたか？」と嬉しそうに聞いてくる面接官を見て、この会社では働きたくないと思った。

確定拠出年金制度のこともわからないような企業だった。

採用の知らせが来ても断る。

面接会場のそばにあった足湯が気持ちよかった。






26日、心療内科に行き職場復帰が決まった。

まだまだ体調は悪く、1日3回も横になったり、呑気症がひどく気持ち悪い。

休む前までもこういう状態で働いていたわけだから、働けないことはないと思う。

働いて悪くなることはあってもよくなることはないだろう。

職場復帰が決まったら、余計に体調が悪化した。

あの職場であと35年も過ごすのかと思うと、生命力が弱まる。






合同企業説明会で興味持った企業宛の履歴書、職務経歴書を書いた。

今はやりたいことがはっきりしているから志望動機を書くのに何も困らない。

学生の頃は本当に何も考えないで就職してしまったんだなあと思う。

どういう仕事をしているのかもわからない職場をよく受けたと今になって思う。

仕事はやりたいことから探すべきなのに、興味のない会社に合わせようとして受けてしまった。

職務経歴書を書くのは難しい。

何もキャリアがない。

単なる事務処理だし、他の企業とまったく関係のない仕事だからアピールするものがない。

職場で働いていても他の企業では通用しないというのを痛感する。

もし職場がなくなることになったら、私は役立たずの人間になる。

キャリア志向なんてものは持ちたくないが、自分の身を守るのは会社ではなく自分の能力なのだから、ある程度キャリアが形成されないと自分を守ることができない。






職探しに関する本をいろいろと読んでわかったことがある。

仕事を探す前に、どのように生きたいのかを考えないと仕事は選べないということがわかった。

仕事は生きるための手段なのだから、自分のライフスタイルなどを先に考えるべき。

生き方を考えないで、就職しても常に不安が付きまとう。

これは体験しているのでよくわかる。

私の職場は非常に安定した職場であるが、私は強い不安に襲われている。

このまま生きて何になるというのだろうという気持ちが強い。

仕事が全てではないにせよ、人生において仕事が占める割合は大きい。

興味のないことに時間を割いて生きる人生では、間違いなく後悔する。

私はこのまま歳をとっていくのが怖い。

自分らしいことをしていないと生きていくのが辛くなる。






私がやりたい仕事はないと見切って諦めていたが、今朝ハローワークを見たら新着であった。

この会社は前から注目していた。

小さい会社だから職員募集ないだろうなあと思っていたが、遂に募集がきた。

この会社なら説明会を受けて、期待外れということはないだろう。

仮に思っていたものと違ったとしても他のところよりはいいと思えるはず。

問題なのは小さい会社だということ。

不安定な雇用かもしれないが、やりたいことをやっていれば得られる安心や充実感もあるだろう。

後悔というのは結果に対してでなく過程に対して抱く感情。

やって失敗しても後悔しないが、やらないでいたら後悔する。






この3ヶ月間一体何をしていたのだろうか。

とにかく本をたくさん読んで、たくさん悩んだと思う。

やりたいことがはっきりした3ヶ月間ということにしよう。